高収入なのに住宅ローン不合格?芸能界と銀行審査の残酷な現実
芸能人 ローン 組め ないという都市伝説めいた噂は、テレビのバラエティ番組やトークショーで幾度となく耳にする話だ。画面越しにはきらびやかな生活を送る人気タレントであっても、いざマイホームを購入しようと銀行の審査窓口に立つと、途端に「信用力の低い属性」として冷酷にはじき返されることがある。
一般の会社員なら容易に通る条件であっても、世間で芸能人 ローン 組め ないと言われる最大の理由は、彼らの高額な収入が「永続的なもの」と見なされない点にある。金融機関が最も恐れる貸し倒れリスクの観点から、知られざる住宅ローン審査の裏側と、その分厚い壁を打ち破るための具体的対策を徹底検証する。
年収数千万円でも「門前払い」?芸能人が直面する審査の壁

どれほどメディアを賑わせ、年間数千万円から1億円超のギャラを稼ぎ出していようと、住宅ローンの世界では一切の忖度が通用しない。審査のテーブルに乗せられるのは「過去数年間の平均年収」や「知名度」ではなく、「30年後に渡って返済を続けられる再現性」だ。どれほど現在がバブル状態であっても、来年の仕事がゼロになる可能性を否定できない以上、融資担当者の目には「ギャンブル性の高い職業」と映ってしまう。
有吉弘行や吉本興業タレントも語る「ローン拒絶」の実相

かつて劇的な再ブレイクを果たした有吉弘行をはじめ、吉本興業などに所属する多くの実力派芸人たちも、売れない時期やブレイク直後のローン審査の厳しさについて折に触れて明かしている。吉本興業をはじめとする芸能事務所の多くは、タレントと雇用契約ではなく独立した事業者としての契約を結ぶ。どれだけTV画面で連日見かける売れっ子になろうとも、書類上はあくまで一人のフリーランスに過ぎないのだ。
三井住友銀行など金融業界が見る「個人事業主」としてのリスク

メガバンクである三井住友銀行をはじめ、金融業界全体が個人事業主に対して課す審査基準は極めてシビアだ。会社員であれば勤め先の信用力や社会保険の加入状況がバックボーンとなるが、個人事業主である芸能人は確定申告書の控えがすべての評価軸となる。節税のために経費を多く計上し、課税所得を低く抑えているタレントほど、ローン審査では自らの首を絞める結果となりやすい。
『サンクチュアリ -聖域-』の世界だけじゃない!浮き沈みの激しい職業病
Netflixの大ヒットドラマ『サンクチュアリ -聖域-』や、苛烈な勝負の世界を追うドキュメンタリー番組を見れば明らかなように、スポットライトを浴びる世界と隣り合わせにあるのは常に「一瞬の失脚」だ。怪我や不祥事、あるいは世間の流行の移り変わりひとつで、収入の蛇口は一瞬で締め上げられる。銀行側はこのボラティリティの高さ(変動リスク)を、何よりも警戒しているのだ。
【独占公開】住宅ローン審査を通過するための具体的な対策と裏ワザ
では、高収入でありながら審査に落ち続ける芸能人は、どのようにして夢のマイホームを手に入れているのか。実は、金融機関の裏事情を知り尽くしたプロが実践する明確な「裏ワザ」が存在する。
最も有効な手段は、自らが代表を務める「個人事務所(法人)」を設立し、そこから自身へ一定額の「役員報酬」を支払う形を作ることだ。最低3期にわたり安定した役員報酬を維持できれば、銀行からは「法人格を持つ安定した経営者」として見なされ、審査通過の確率は一気に跳ね上がる。さらに、物件価格の20〜30%以上の頭金を用意し、融資比率(LTV)を下げることも決定的な一手となる。また、一般の店頭窓口ではなく、富裕層向けのプライベートバンキング部門へ相談を持ち込むことで、保有する株式や金融資産全体を担保としたフレキシブルな融資スキームを引き出すルートも存在する。
YouTube時代の新しい働き方とこれからの経済・マネー事情
近年では、テレビ中心の既存の芸能界にとどまらず、YouTubeやライブ配信、独自ブランドの展開など、芸能人の収入源は多角化している。これに伴い、個人の経済・マネーを取り巻く信用評価のあり方も過渡期を迎えている。一過性のブームに依存するのではなく、分散された複数のインカムゲインを提示できれば、金融業界側も従来の画一的な審査枠組みを超えた柔軟な評価を下し始めている。 (出典: 芸能人 ローン 組め ない(Yahoo!ニュース))